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国際バカロレアとはどんな教育プログラム?

2022年07月13日

この記事では、国際バカロレアとはどんな教育プログラムなのか、特徴やメリット、デメリットを紹介します。

国際バカロレアとはどんな教育プログラム?

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは、国際バカロレア機構(スイス・ジュネーブに本部を置く)が提供する国際的な教育プログラムです。

159ヵ国、5400校に通う学生が国際バカロレアのカリキュラムで学んでいます。

国際バカロレアの教育プログラム内容は?

国際バカロレアのカリキュラム過程には、年齢に合わせて3つのプログラムがあります。

略称 プログラム名 対象年齢 日本の学年
PYP プライマリーイヤーズ 3〜12歳 幼稚園〜小学校4年生
MYP ミドルイヤーズ 11〜16歳 小学校5年生〜高校1年生
DP ディプロマ 16歳〜19歳 高校2年生〜高校3年生

国際バカロレアにおける10の学習像

国際バカロレアでは、The IB Learner Profile(IBの学習者像)を掲げ、以下の10の人物像の形成を目指しています。

  1. Inquirers(探究する人)
  2. Knowledgeable(知識のある人)
  3. Thinkers(考える人)
  4. Communicators(コミュニケーションができる人)
  5. Principled(信念のある人)
  6. Open-minded(心を開く人)
  7. Caring(思いやりのある人)
  8. Risk-takers(挑戦する人)
  9. Balanced(バランスのとれた人)
  10. Reflective(振り返りができる人)

国際バカロレアのメリット・デメリット

国際バカロレアの教育プログラムを受けるメリットとデメリットを紹介します。

国際バカロレアのメリット

国際バカロレアは、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルート確保を目的として作られました。

そのため、国際バカロレアのディプロマ資格試験に合格すると、海外の有名大学への入学に有利となります。

国際バカロレアのデメリット

国際バカロレアは勉強量が非常に多い教育プログラムとして知られており、学生自身に高いモチベーションが必要です。

国際バカロレア認定校に入学してみたものの、モチベーションと能力差でストレスがかかってしまい、諦めてしまう学生もいます。

最後に

難易度が高い国際バカロレアは、海外有名大学への入学に有利ですが、学生の高い学習意欲が求められます。

まずは保護者、生徒とともに認定校へ見学へ行くことをおすすめします。