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子供の発育に効果的な塗り絵の6つの効果!親が関わるポイントや注意点も

2022年08月31日

幼児期から小学生、また大人になるまで楽しめる遊びの塗り絵。中にはアートまで昇華させる方もいます。

保育園や幼稚園でほぼ必ず触れる塗り絵遊びは、子どもの成長にとって大きな影響があります。

この記事では塗り絵が子どもに与える影響と、親が関わるポイントや注意点をまとめてご紹介します。

子供に塗り絵をさせる効果とは?

塗り絵は幼児期から体験しやすく、小学生でも夢中になって遊べます。

保育園や幼稚園で体験する子どもも多く、同年代の友達と塗り絵を通じてコミュニケーションをとる子どもも多いです。

またはじめはうまく塗れなくても、少しずつ徐々に慣れてくるとモチーフに合わせて塗られるようになります。

そんな塗り絵には、以下の5つの効果があります。

1. 手先のトレーニングになり脳に刺激

子どもは1歳を過ぎると手の感覚が徐々にはっきりし、しっかりと棒状のものを握れるようになります。

「棒状のものを握る」という行為はスプーンやお箸、鉛筆や文房具の扱いなど生活に関わる動きの基本です。

子どもは遊ぶことで手や指先から脳へ刺激が伝わります。そのため手先を鍛えることは子どもの脳の発達に役立ちます。

塗り絵も手先を鍛えられます。クレヨンや色鉛筆を持つには集中する必要がありますし、さらに自分の思ったように塗ろうとすると集中力が必要です。

塗り絵は簡単な絵から難しいキャラクターまで年齢に応じて様々で、将来上手な字が書けるようになるためのステップアップにもなります。

上手な字を書く練習を、幼児のうちから始めていると捉えると塗り絵は子どもにとって良い効果があると言えます。

2. 集中力や達成感、自信を得られる

子供の成長に欠かせないのが、物事にチャレンジして達成するという体験です。

達成したことで得られる自信は、自己肯定感を養うことができます。

塗り絵は一つの作品を「塗り終える」体験なので、この達成感や自信を得やすく、子どもの自己肯定感を育てることができます。

また、塗り絵は没頭しやすく集中力も高められます。

塗り絵を通して集中力を鍛え、塗り終える達成感を通して自己肯定感を高めることで、将来目標に向かってチャレンジし、壁にぶつかっても乗り越えられる自信につながります。

3. リラックスした呼吸が自律神経を整える

あまり知られていないことですが、塗り絵に熱中すると自律神経を整えられます。

人間は色々考えたりイライラすると呼吸が浅くなりますが、反対に何かに熱中したり深くリラックスした時には呼吸が深くゆっくりとなります。

子どもにとって塗り絵は熱中しやすく、深いリラックスにつながるため自律神経の乱れを整え、メンタルのバランスをとる効果があります。

子どものうちから自律神経を整える習慣を身につけるためにも、塗り絵はおすすめです。

4. 色彩感覚を体得できる

子どもは塗り絵を通してたくさんの色に触れることで、色彩感覚を養えます。

自分の好きなモチーフをどんな風に塗ろうか考え、ひとつひとつ試すことで子どもは色のコントロールを学びます

特に、幼児期の色彩感覚は急速に発達するため、たくさんの色に触れることで感受性を高めることにもつながります。

5. 子どもの共感覚が養われる

塗り絵は手だけでなく、目も使って進めます。

キャラクターを塗り分けるために目からも情報を得て集中して進めるため、子どもの共感覚を養えます。

共感覚とはある刺激に対して通常の感覚のみでなく、異なる種類の感覚も生じさせる特殊な知覚現象のことです。

子どもの頃は脳がまだ未熟で、視覚や聴覚などの感覚を個別に処理する神経のつながりが未分化のため共感覚が生じます。

この共感覚は多くの場合大人になる前に失われますが、芸術家やアーティストにはこの共感覚が備わっていると言われます。

この共感覚を子どものうちから伸ばすためにも、塗り絵は有効な遊びです。

子供に塗り絵をさせる際に覚えておきたいポイント

ご紹介してきた通り、塗り絵には子どもの成長にとって大きな効果があります。

ここからは子どもに塗り絵をさせる親の関わり方の注意点やポイントをご紹介します。

塗り絵を無理強いしない

「周りの子はこんなに上手にできている」「この年齢だと始めなきゃいけない」と、子どもに塗り絵を無理強いするべきではありません。

子どもの成長はそれぞれで、その子なりの絵の描き方ができてきます。

親の立場だと他の子より遅れていると焦りがちですが、子どもが自分なりに考え、自分の絵が描けるよう応援してあげましょう。

コミュニケーションをとってたくさん褒める

塗り絵の楽しみ方は子どもそれぞれ違います。

1人で黙々と自分の絵を描きたい子どももいるし、描いている途中から親と共有したい、すぐに褒められたい子どももいます。

大切なことは親が自分の子どもの性格をしっかり理解し、その子の自立心や想像力、創造性を高められるようサポートすることです。

親は子どもに描かせているから良いのではなく、「それはどんな絵なの?」「たくさん描けたね!」などコミュニケーションをとりましょう。

子どもは親の反応やリアクションが嬉しくなり、もっと描きたいモチベーションとなるようサポートしましょう。

口出ししすぎない

前述したように、子どもは神経が未分化で、色や形の感覚もバラバラです。

例えばバナナの塗り絵を赤で塗っていると、大人は「バナナは黄色だよ」と指摘してしまうかもしれません。

このように、大人の固定観念で押し付けてしまうと子どもの共感覚や自由な発想を押さえつけてしまう可能性があります。

子どもの感受性や共感覚を大きく伸ばすつもりで、伸び伸びと遊ばせましょう。

まとめ

塗り絵は子どもの感受性や共感覚を育むために最適な知育遊びです。

幼児期から小学生や大人まで楽しめる塗り絵は、熱中することで集中力も高められ、想像力や達成感も育むことができます。