幼児期におすすめの習い事ランキング10選
子どもが幼稚園に通い始めると、周りのお子様がどんな習い事をしているのか、気になってくるママやパパも多いと思います。
幼稚園や保育園で毎日たくさん遊んでくる子供を見ると安心しますが、小さな頃から何か習い事をさせたい、他の子と差がついてしまうのではないかと心配になる方もいます。
そこでこの記事では、幼児期に人気の習い事をランキング形式で紹介します。またこのランキングはミキハウス子育て総研プロデュースの「通わせてますか?習い事|第934回|ハッピー・ノート.com」を参考にしています。
幼児期の習い事の選び方は?
毎日すくすく成長する子どもに、どんな習い事を選んだらよいのでしょうか。
すぐに思いつくのは親としての自分がやりたかった習い事、また子どものとき羨ましかった習い事ではないでしょうか。
しかしながら、大切な点は子ども自身が興味を持っていること、得意なことを見極めて、実際に体験させてあげることです。
今時は、習い事教室も体験教室を開催している教室も多く、まずは体験してみて比較検討することができます。
「うちの子は絶対この習い事!」と慌てて決めず、まずは子どもの興味を知るところから始めてみましょう。
1位:スイミング
幼児期の習い事ランキングのうち、1位はスイミングです。
子どもの習い事の定番とも言えるスイミングですが、やはり習い事の中でも圧倒的な人気があります。
幼児期のうちからスイミングを習うメリットには、「身体の発育に有利で、全身運動から体を丈夫に鍛えられる」点や「運動能力の向上」が挙げられます。
特に、幼児期のスイミングは、習い事を通して先生とのコミュニケーションやママパパとのコミュニケーションが取れる点がメリットです。
スイミングを通してコミュニケーション能力を育み、脳の発達に良い影響を与えることができます。
2位:英語・英会話
習い事ランキングのうち2位は英語・英会話がランクインしました。
近年ますますグローバル化が加速し、英語教育の必要性が意識されること、また小学校で英語の授業が必修科目とされたことなども背景に、幼児期から英語教育に触れてほしいと思う家庭が増えていると言えます。
また、一般的に英語教育は年齢が早いほうが良いと言われており、幼児期から習い始める子が多いのもポイントです。
幼児期から英語学習に触れることで、いわゆる「英語耳」を育てることができます。親として自分が英語に憧れを持っているママやパパが、子供には英語が得意になって欲しいと積極的に学ばせる例も見受けられます。
3位:ピアノ
習い事ランキングの3位にランクインしたのはピアノです。
ピアノは脳科学の観点からも子どもの発育に良いとされています。ピアノは両手を複雑に使い分け、譜面を記憶し弾き分ける楽器のため、記憶力の発達、問題解決能力の発達に繋がります。地頭を鍛える効果もあります。
ピアノを通して育てられる「て指の器用さ」や「感度の良さ」は幼児教育の観点からもとても重要です。
最近注目されているモンテッソーリ教育やシュタイナー教育でも「て指の器用さ(巧緻性)」は重要視されており、「感度の良さ(音感)」を身につけた子どもは、そうでない子と比べてIQが10ポイント以上も高いと言われています。
この「て指の器用さ」「感度の良さ」は3〜5歳の時期に身につきやすいとされ、この2つの要素を育てるにはピアノの習い事がうってつけです。
4位:体育・体操
幼児期の習い事ランキングで4位には体育・体操がランクインしました。
幼児期は知能だけでなく、身体の基礎も作られます。また基礎体力の発育に大きく関わるのも幼児期で、この期間に身体機能を鍛えられる体操教室が特に人気となっています。
体操教室ではマット運動や鉄棒、跳び箱などいろいろな種類の運動ができるため、運動神経が非常に発達する幼児期にぴったりな習い事と言えます。
また体操レッスンは一般的に集団で行われるため、協調性やコミュニケーション能力の育成にも最適です。体操を覚え、できるようになるまでチャレンジするメンタリティを身につけられるのも大きなメリットと言えます。
5位:くもん
習い事ランキングの5位にランクインしたのはくもん(公文式)です。
公文式は、算数・数学、英語、国語、すなわち「読み・書き、計算、英語力」の基礎学力を、自学自習形式で個人別に伸ばしていく学習法です。「やればできる」という自己肯定感を育み、未知の領域にも自分から挑戦する力を培います。
くもんは早すぎるとしりごみしてしまう親御様もいらっしゃいますが、幼児期は遊びと勉強の区別がないため、文字や数字に対する抵抗感が少なく、自らの好奇心に従ってチャレンジできます。
6位:学習塾
最近では幼児教育への関心が高まっており、幼児のうちから学習塾に通わせる家庭も増えています。
特に小学校受験を見据えて学習塾へ通わせるママパパも多く、早くから社会性を身につけさせ、小学校へのステップアップにつなげています。
また学習塾や幼児教室には通信制の幼児教材もあり、通学と通信から柔軟に選ぶことができます。
7位:ダンス
習い事ランキング7位にはダンスがランクインしています。
幼児期からダンスは早すぎると思われるかもしれませんが、ダンスは体の使い方の基礎を学習します。
幼い頃から基礎を身につけておくことで、自ら動きを応用することができます。さらにダンスを通してリズム感を鍛え、音楽を楽しむ感性を磨くことができます。
また恥ずかしさを感じる子どももいますが、それを乗り越えて自己表現することで自分なりの自由な表現や発想力を身につけることができます。
7位:習字
ダンスと同じ7位にランクインしたのが習字です。
習字は習い事の定番として古くから知られていますが、現在では人気が再燃しています。
近年生活のデジタル化が進み、文字や文章を紙に書く機会も減っています。そのため正しい文字の書き方、美しい字がかけるようになって欲しいと習わせる方も増えているようです。
習字は字が綺麗にかけるようになるだけでなく、姿勢も良くなり、集中力も養われます。自然と学力向上にも向かいます。
9位:幼児教室
習い事ランキング9位には幼児教室がランクインしました。
6位にランクインした学習塾と異なるのは小学校受験を意識するかどうかという点です。
幼児教室には数字や文字を学習する教室もありますが、基本的には遊ぶことでコミュニケーション能力全般を養い人間性を高めることを目的としています。
特に幼児教室では体験教室を用意している教室も多く、一度お子様と体験していただき、教室の雰囲気やカリキュラムを比較検討すると良いでしょう。
10位:リトミック・音楽教室
リトミックとは音楽や音に合わせて体を動かすことで、音楽的な感性だけでなく身体や感覚、知性の潜在的な能力の発達を目指す教育です。
最近では幼児の習い事といえばリトミックと言われるほど定着しており、音楽的素養だけでなく、リズム感や表現力、コミュニケーション能力も鍛えられます。
最後に
幼児期におすすめの習い事ランキング10選を紹介してきました。
幼児期の習い事のうち、ランキング1位はスイミングで、変わらない人気を感じさせました。
またリトミックやダンスなど、近年注目されている習い事もランクインしていました。
幼児期の子どもは心身ともに著しく発達するため、習い事選びは大きな影響を与えます。子どもの興味を大切に、まずは体験教室から参加してみましょう。