野生のクジラ・イルカに会いに行こう!全国の厳選ウォッチングスポット7選【2026】
「本物のクジラやイルカに会いたい!」そんな願いを叶えるなら、実は春から夏こそが絶好のチャンスです。
日本各地の海では、知床のシャチや土佐湾のカツオクジラなど、これからの季節にベストシーズンを迎えるスポットが数多くあります。
画面越しでは伝わらない迫力や潮の香りは、忘れられない夏の思い出になるはず。
今回は2026年最新の状況をもとに、親子で楽しめる厳選7スポットを紹介します。
野生の感動を体験しに、海へ出かけましょう!
1. 【北海道・羅臼】知床・羅臼観光船はまなす
〜世界が注目する「シャチの聖地」〜
知床半島の東側、羅臼(らうす)の海は、野生のシャチを高確率で見ることができる世界でも希少なスポットです。
最大の見どころ:シャチの圧倒的な存在感
5月〜7月はシャチのベストシーズン。
家族単位の群れで行動し、船のすぐ近くで海面に顔を出して周囲を伺う「スパイホップ」など、知的な行動を見せてくれます。
オスの背びれは高さ2mに達し、その迫力はまさに海の王者そのものです。
多様な野生動物の宝庫
この海域には、船が立てる波に寄ってきて猛スピードで泳ぐイシイルカも生息しています。
さらに、潮が入れ替わる8月頃からは、巨大な尾びれを掲げて深海へ潜水するマッコウクジラがターゲットになります。
その時期、その瞬間にしか出会えない野生の営みを間近で観察できるのが「知床」の醍醐味です。
本物の体験を届ける
画面越しでは伝わらないシャチの巨体や、クジラが吐き出す潮吹きの音、そして知床の冷涼な空気。
五感すべてを使って「本物の野生」を体感できる場所です。
【2026年最新情報】
現在はシャチシーズンの真っ只中です。
運行状況や最近の目撃情報は公式サイトで随時更新されていますので、計画を立てる際の参考にしてください。
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知床・羅臼観光船はまなす住所:北海道目梨郡羅臼町礼文町15番地公式ホームページへ
夏季シーズン運行期間:4月末~9月
料金:【大人】9,000円(中学生以上)【小学生】4,500円
出航時間:【1便】8:30頃【2便】12:30頃 通常2便
所要時間:約2時間30分~3時間程度
2. 【千葉・銚子】銚子海洋研究所
〜5月までは大型クジラを追う沖合、スナメリは1年中会える癒やしの存在〜
千葉県・銚子は、日本でも有数の「クジラの通り道」です。
ダイナミックなホエールウォッチングと、愛らしいイルカウォッチングの両方が楽しめるのが魅力です。
「今(5月)」の主役:ザトウとマッコウが躍動する海
5月末までの沖合ウォッチングは、マッコウクジラとザトウクジラがメイン。
運が良ければ、巨体が海面に躍り出るブリーチングを目撃できることも!
また、数千頭規模のカマイルカの群れに遭遇することもあり、関東近海とは思えないスケールの大きな海を体感できます。
1年中会えるアイドル:スナメリ(沿岸ウォッチング)
背びれがなく、白っぽく丸いフォルムのスナメリは、実は銚子の海に定住しているため1年中出会うことができます。
穏やかな波間にひょっこり顔を出す姿は癒やし度満点です。
冬の出会い:キタオットセイ
2〜3月には、キタオットセイに出会えることも。
ぷかぷかと海面に浮かぶ姿が見られるのは、関東ではここ銚子ならではの貴重な光景です。
【2026年最新情報】
現在は、大迫力の大型クジラを狙える沖合コースの最終盤。
一方で、スナメリの沿岸コースは通年で安定して楽しめます。
予約時に「どちらのコースか」を確認して、目的に合わせて選ぶのがコツです。
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銚子海洋研究所住所:千葉県銚子市潮見町15-9公式ホームページへ
沖合イルカ・クジラウォッチング:
【11月~5月】1日1回運航 9:00~
【所要時間】4時間
【料金】11~12月、4~5月 大人(高校生以上)8,500円 小人 7,000円 1~3月 大人(高校生以上)9,000円 小人 7,000円
※小学生未満はご乗船できません。
沿岸イルカウォッチング:
【11月~5月】1日1回運航14:00~
【6月~8月】1日3回運航10:00~、13:00~、15:30~
【9月~10月】1日2回運航11:30~、14:00~
【所要時間】1~1時間30分
【料金】大人(高校生以上)4,500円 小中学生 3,500円 幼児 2,500円
※3歳未満はご乗船できません。
Instagram:@choshioceaninstitute
3. 【東京・小笠原】小笠原ホエールウォッチング協会(OWA)
世界自然遺産・小笠原諸島は、日本のホエールウォッチングの歴史が始まった場所。
その中心を担ってきたのが、1989年設立の「小笠原ホエールウォッチング協会(OWA)」です。
共生のための「自主ルール」の先駆者
日本でウォッチングが始まったばかりのまだルールも何もない頃から、OWAはクジラやイルカにストレスを与えないための「自主的な決まり」を作ってきました。
小笠原で今も間近にクジラが見られるのは、彼らが30年以上にわたり海を守り続けてきた証です。
今の見どころ:通年楽しめる「ドルフィンスイム」
野生のミナミハンドウイルカやハシナガイルカとの出会いは別格。
OWAの理念を共有する加盟船のガイドたちが、イルカたちの機嫌を読み取りながら、海の中での特別な時間をエスコートしてくれます。
これからの主役:深海の巨人「マッコウクジラ」
ザトウクジラのシーズンが春に終わり、これからの時期(5月〜11月頃)はマッコウクジラが主役。
小笠原の深い海域に姿を現し、巨大な潮吹き(ブロー)や、潜水時に垂直に上がる大きな尾びれは迫力満点です。
陸からも、海からも
船でのツアーはもちろん、父島の「ウェザーステーション展望台」などからクジラを探す「陸(おか)ウォッチング」もOWAが推奨する楽しみ方。
双眼鏡を片手に、静かに海と向き合う時間は、小笠原ならではの贅沢です。
【2026年最新情報】
OWAの公式サイトでは、海でのマナーや加盟船リストが公開されています。
島を訪れる前にチェックして、クジラやイルカに優しいウォッチングを心がけましょう。
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小笠原ホエールウォッチング協会Instagram:@owa_ogasawara公式ホームページへ
4. 【石川・能登】株式会社能登島マリンリゾート
〜穏やかな七尾湾で、野生のイルカに会いに行こう〜
石川県の能登島周辺には、野生のミナミハンドウイルカが家族で定住しています。
波の穏やかな七尾湾を住処(すみか)にしているため、全国的にも珍しく、間近でイルカを観察できる貴重なスポットです。
今の見どころ:家族単位でゆったりと暮らす姿
ここのイルカたちは、数頭の家族単位でゆったりと暮らしています。
波が穏やかな湾内なので、船のすぐそばでリラックスして泳ぐ姿が見られ、時には赤ちゃんイルカを連れた親子に出会えることも。
イルカとの距離が近く、その息づかいまで聞こえてきそうな臨場感が魅力です。
体験スタイル:イルカウォッチング
約1時間のクルージングで、野生のイルカたちを探しに行きます。
能登島の豊かな自然を海から眺めながら、イルカたちが自由に遊ぶ姿を観察する体験は、子供から大人まで家族みんなで楽しめます。
【2026年最新情報】
能登島は陸からもイルカが見えることがあるほど、島との距離が近いのが特徴です。
まずは公式サイトで、ツアーの詳細や最新情報を確認してみましょう。
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株式会社能登島マリンリゾート住所:石川県七尾市和倉町ワ部15-1公式ホームページへ
料金:
【大人3名以上の場合】
大人(中学生以上)1名様 4,500円、小人(小学生以下)1名様 2,300円
【大人3名未満の場合】
2名様 合計13,500円
出航時間:8:00
所要時間:約1時間
Instagram:@notojimairuka06
5. 【和歌山・那智勝浦】南紀マリンレジャーサービス
〜世界遺産の景色とともに、巨大なマッコウクジラを追う〜
紀伊半島の南端、那智勝浦から出港するツアー。
ハクジラの中で最大級を誇るマッコウクジラが、出産や子育てのために熊野灘を回遊するダイナミックな姿を追いかけます。
今の見どころ:18メートル超!海の巨人と出会う
主役のマッコウクジラは、体長18〜19メートル、重さ50トンにも達する巨体。
一度潜れば深海2,000メートルまで潜水し、1時間は戻ってこない孤高のハンターです。
海面で約20分間呼吸をするタイミングが、その雄姿を間近に拝める絶好のチャンスです。
世界遺産を望む「絶景ウォッチング」
海上からは、世界遺産・那智山の山並みや、日本一の落差を誇る「那智の滝」を遠望できます。
神聖な景色をバックに、約20種類ものクジラやイルカが暮らす豊かな海を体感できるのは、那智勝浦ならではの贅沢です。
出会えるチャンスは多種多様
マッコウクジラ以外にも、ザトウクジラやシャチ、愛嬌のあるハナゴンドウやバンドウイルカなど、多種多様な生き物たちと遭遇する可能性があります。
【2026年最新情報】
大学の研究実習にも協力する信頼の航海。
万が一クジラに会えなかった場合でも、次回割引券や地元で獲れた新鮮な魚のサービス(※要確認)など、温かい心遣いが魅力です。
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南紀マリンレジャーサービス住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字宇久井285-2公式ホームページへ
料金:【大人(中学生以上)】6,500円【子供(小学生)】5,000円【幼児(3歳〜小学生未満)】2,000円
出航時間:【3月下旬~10月】平日午前7時便【土日祝日(お盆含)】午前6時便
※気象状況により欠航・時間のズレが生じる場合があります。予めご了承下さいませ。
6. 【高知・黒潮町】大方ホエールウォッチング
〜カツオクジラと多彩なイルカたちが遊ぶ、豊かな土佐湾〜
高知県の黒潮町から出発するこのツアー。
主役は、この海に定住しているカツオクジラですが、実は多種多様なイルカたちに出会えることでも知られています。
今の見どころ:クジラが船に近づいてくる「人懐っこさ」
ここのカツオクジラたちは非常に好奇心旺盛。
船のすぐそばまで寄ってきたり、船底をくぐり抜けたりと、驚くような近距離でリラックスした姿を見せてくれることがあります。
大発見!「クジラのうんこプロジェクト」
大方ホエールウォッチングでは、国立科学博物館などと協力し、海上でクジラの排泄物を採取する日本初のプロジェクトを行っています。
実は長年、土佐湾の主は「ニタリクジラ」だと思われてきましたが、この調査で採取したDNAを解析した結果、別の種である「カツオクジラ」であることが正式に判明しました。
まさに、観察と調査の積み重ねが歴史を塗り替えたのです。
多彩なイルカたちとの遭遇
カツオクジラ以外にも、コビレゴンドウ、ハンドウイルカ、ハナゴンドウ、カズハゴンドウ、そして全国的にも珍しいサラワクイルカなど、多くの種類が回遊しています。
数百頭の群れに遭遇することもあり、海面を埋め尽くすような躍動感あふれる光景に出会えるチャンスがあります。
【2026年最新情報】
・2026年度シーズン:5月2日〜10月31日
・鯨類遭遇率:約80% 自分たちが会いに行くクジラの正体を解き明かした、そんなストーリーを感じながら楽しむウォッチングは、ここでしか味わえない特別な体験です。
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大方ホエールウォッチング住所:高知県幡多郡黒潮町入野227−ロ公式ホームページへ
料金:【大人】8,000円【小学生】4,000円【幼児】2,000円
出航時間:9:00 (8:30集合)※5/2~6、7/18~20、8/8~16、9/19~23、10/10~12は、以下の2便にかわります。8:00 (7:30集合)、13:00 (12:30集合)
所要時間:4時間
Instagram:@ogata_whalewatching
7. 【熊本・天草】天草イルカウォッチング受付予約センター
〜潮流の激しい早崎瀬戸で、約300頭の野生を間近に感じる〜
熊本県天草市五和町の沖合には、約300頭のミナミハンドウイルカが定住しています。
ここは、イルカたちが荒々しい潮流を味方につけて生きる、生命力あふれる活動拠点です。
今の見どころ:激流を生きる証「削れた口先」
舞台となる「早崎瀬戸」は非常に流れが速く、海底の起伏が激しい場所。
イルカたちは岩陰に逃げ込む魚を捕らえようとするため、岩に擦れて口先あたりが削れている個体が多く見られます。
たくましく生きる天草のイルカならではの特徴です。
「貴重な瞬間」を見逃さない!
ジャンプ姿はなかなか見ることができない貴重な光景。
ですが、運が良い時には魚をくわえて泳ぐ姿に出会えることもあります。
また、一頭一頭異なる「背びれの後ろ側の欠け方」をもとに個体識別が行われており、頭数や仲の良いグループなどの調査も進められています。
なぜここに居続けるのか?
早崎瀬戸は、激しい潮流によりエサとなる魚が非常に豊富な場所。
イルカにとって非常に暮らしやすい環境が整っているため、一年中この海域に定住していると考えられています。
【2026年最新情報】
港からポイントまでわずか約15分。
船のすぐそばを泳いだり、船底をくぐり抜けたりする野生のイルカを、至近距離で観察できます。
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天草イルカウォッチング受付予約センター住所:熊本県天草市五和町鬼池引坂2463(国道324号線沿い)公式ホームページへ
料金:【大人】3,000円【小学生】2,000円【幼児】1,000円
出航時間:10:00、11:30、13:00、14:30、16:00
所要時間:約50分
Instagram:@iruka_watching
まとめ
日本各地の海には、その場所ならではのクジラやイルカの生態があります。
知床のシャチ、小笠原や御蔵島のドルフィンスイム、そして天草の定住イルカなど、エリアによって出会える生き物もその暮らしぶりも全く異なります。
それぞれの海が持つ特徴や、そこでたくましく生きる彼らのリアルな姿を、ぜひ現地で体感してみてください。



