子どもの習い事はどうやって選んだらいいの?そんなお悩みを解説!
子どもの成長を支える習い事ですが、その選び方はどの家庭でも悩まれているのではないでしょうか?
何を重視すればいいのか、果たして長続きするのか、どのようにすれば合う・合わないが分かるのか、様々な疑問があると思います。
今回はそんな多くのお悩みを抱える習い事の選び方についてご紹介します。
1.子どもの習い事選びのコツは?
子どもの習い事選びで最も重要なのは、
子どもが熱意を持って続けられるかどうかです。
子どもにやる気がないと親がどれだけやらせたいと思っていても、お金と時間を浪費しているだけになってしまいます。
子どもは物事に熱中すると大きく成長します。
集中力も上がり、学校生活や大人になった時にも良い影響をもたらします。
その熱中できることを見つけるためには、普段の行動から興味がありそうなことを見極めてあげましょう。
音楽に合わせ体を動かす表現が多いのであれば、ダンス教室。
外で走り回るのが好きなのであれば、サッカーやスポーツ教室。
絵を描くことや、何か作ることを楽しんでいるのであれば、お絵かき教室や工作教室。
というように、
子どもとしっかり向き合って興味関心の可能性を広げてあげましょう。
ちなみに、小学校入学までの時期は一つの習い事に特化するのでなく、多くの教室を体験させることがおすすめです。
この時期は「ゴールデンエイジ期」と呼ばれ、神経系の成長が著しいと言われています。
例えば、この時期に身体の使い方を学ぶと運動神経が良くなり運動が得意な子になったりします。
子どもの頃の体験は非常に重要で、公園でお父さんとしたキャッチボールから野球が好きになり、野球選手になったり、お母さんと一緒に絵を描いたことがきっかけで本格的に絵を学び、イラストレーターになった人もいます。
多くのことを経験させて、さまざまな体験の中で本当にやりたい事を見つけると習い事も長く続けられるでしょう。
スポーツだけでなく勉強や芸術ジャンルの習い事を選ぶことで多様性のあるバランスをとることがおすすめです。
様々な能力を伸ばせるだけでなく、飽きずに続け安く、少なからず相乗効果も生まれるでしょう。
しかし、子どもの習い事には送り迎えはもちろん、衣装制作や大会や発表会のお手伝いなど、保護者の負担が大きいものもあります。
今時はオンラインで通える習い事も増えているので、保護者の方も無理なくサポートできる範囲で習い事を選ぶと親子共々無理なく継続できるでしょう。
2.子どもの習い事選び3つのポイント
①おすすめしてみる
皆さんも一度はオンラインショップで買い物をしたことがあるのではないでしょうか?
その際に「この商品を買った方は◯◯もおすすめです」という宣伝が流れてきて、ついつい追加で購入してしまうことも少なくないでしょう。
これはユーザーの傾向を把握しておすすめしてくれているのですが、これと同様のことを
子どもにもしてみましょう。
「習い事ランキングで一位だから絶対水泳は習わせる!」のではなく「水泳って人気なんだって、近くの教室に見学に行ってみようか?」というように強制するのではなくおすすめしてあげることが大切です。
また、他者からのおすすめを見聞きするのも良いでしょう。
実際に通っている人の声に勝る情報はありません。
クチコミやSNSをチェックすることでよりリアルな情報を得る事ができます。
②体験や見学はは必ずしよう
習い事を選ぶ際に「教室の雰囲気」が気になる方も多いでしょう。
ほとんどの教室では見学や体験会、お試しレッスンを行っているのでどんどん活用していくことをおすすめします。
その際にどんな先生が教えているか、他の保護者との距離感なども確認すると良いでしょう。
習い事は先生の雰囲気によって教室全体の雰囲気が全く異なります。
明るく楽しい先生で、わいわいと賑やかな教室もあれば、礼儀礼節に厳しく、
子どもたちもキリッとした表情になる教室もあります。
子どもが通いやすいタイプに合わせて選ぶことが大切です。
また1つの場所だけでなく、さまざまな教室に足を運ぶと比較できるのでおすすめです。
③「目標」に応じて教室を選ぼう
目標といっても人それぞれで、プロを目指すのあれば高い月謝を払って家から遠い場所で一流の講師に習うのがいいでしょうし勉強の合間に趣味としてという場合は家から近い教室でもいいでしょう。
家計の経済状況に合わせて習い事を選択することも重要です。
習い事には月謝はもちろんですが、遠征費や発表会参加費などそのほかの費用も意外と発生します。
新しく始める場合は道具を一式揃えるための費用も発生するので、蓋を開けてみたら結構な金額になっていた…なんてこともあるでしょう。
子どもの習い事にかかる費用が家庭の負担になっては、継続も難しくなります。
事前に知っていると対策ができるので、無理のない範囲で教室を探しましょう。
また、家からのアクセスのしやすがも重要です。
親が車で送り迎えする時はそこまで気にならなかった距離でも、学年が上がり自分で通うようになると、子どもの負担になりそれが理由でせっかく続けた習い事を辞めたくってしまうなんてこともあったりします。
ただ、先ほど記載したように良い講師の方に習わせるために遠い教室も選ぶ場合もあるでしょう。
家族や講師と相談し合い、通いやすい教室を見つけましょう。
neneoではこの3つのポイントをわかりやすく掲載しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
3.子どもの習い事選びで失敗したことは?
ここではneneoが取材していく内に頂いた体験談をいくつかご紹介します。
・兄弟(姉妹)だからといって同じ習い事に通いたいわけではない
同じ水泳教室に通わせていたものの、下の子がメキメキと上達する一方、上の子には向いていなかったようで行くのを嫌がるようになってしまいました。
上の子はスポーツが得意ではなかったようで、その後はプログラミング教室に通うようになり今では楽しそうに通っています。
このように兄弟(姉妹)でも適性が違うことは多々あります。
無理矢理通わせることでトラウマになるケースもあるので、より良い形で通える習い事を探してみましょう。
・習い事を増やしすぎた
いろいろなことをやらせたいと思い、習い事をかけ持ちしたしたところどれも上達しませんでした。
多すぎるとデメリットになる事もあるようで、
子どもも混乱していたようです。
ただ、多くの経験ができたことは良かったようで、学校生活などにもプラスになっていると思います。
学校生活に習い事となると宿題の数が増える事も多くあります。
また、環境が変わることを苦手とする子もいるので
子どもへ負担がかからず、それぞれに集中できる数だけ習い事に通うことをおすすめします。
4.まとめ
子どもの習い事の選び方で需要な事は
子どもをよく観察して趣味趣向を把握してあげることです。
強制するのではなく「どんなことが好きなのか?」「意外とこんなことが得意なんだ!」と気付くために親子で色々なことに取り組んでみましょう。
neneoでは習い事の情報を発信するだけでなく、親子で習い事を体験できる機会も多くご用意しております。
家族に合ったより良い習い事を探してみてくださいね!