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【愛知】動物園・水族館で会える最新赤ちゃん動物&知られざる子育て事情

2025年10月30日

愛知県内の動物園や水族館で、今、可愛い赤ちゃんたちが続々と一般公開されています。

愛らしい姿に癒やされる一方で、ふと「動物の親はどうやって子育てしているのだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?

今回は、愛知で会える話題の赤ちゃん動物にスポットを当て、動物たちの子育て事情についても簡単ご紹介します。

豊橋総合動植物公園 のんほいパーク ライオン

 

のんほいパークでは、8月にライオンの赤ちゃんが3頭誕生しました。

お母さんのシルクとお父さんのアースと共に、家族で過ごしている姿を見ることができます。 (※日曜日と11/3はアースは小放飼場へ出ます)

11/3(月・祝)には、命名イベントが開催される予定です。

ライオンは野生では、メス同士が協力し合って子育てをする?

ライオンはネコ科の中では珍しく、プライドと呼ばれる群れで生活し、特にメス同士が協力して子育てを行うのが大きな特徴です。

自分の子どもだけでなく、群れの他のメスの子どもも大切に扱い、共同で保育を行います。

母親が狩りに行く際には、別のメスが子守をしてくれます。

一方、オスライオンの主な役割は、群れを外敵や他のオスから守ることです。

  • 豊橋総合動植物公園 のんほいパーク
     
    住所:愛知県豊橋市大岩町大穴1-238
    開園時間:9:00-16:30
    休園日:月曜日
    入園料:【大人】600円【小中学生】100円【未就学児】無料
    Instagram:@non_hoi_park_animals
    公式ホームページへ

豊橋総合動植物公園 のんほいパーク チンパンジー

 

のんほいパークでは、10/26(日)から9月に生まれたチンパンジーの赤ちゃんの一般公開が始まりました。

11/24(月)までの間、赤ちゃんの名前投票も行われています。

チンパンジーはワンオペ育児?

チンパンジーの子育ては、人間と似て非常に長く、母親と子が濃密な時間を過ごすのが特徴です。

子育ては、母親による「ワンオペ(ワンオペレーション)」が基本です。

子どもが一人立ちするまで、長い時には10年近くかけて育てます。

このため、チンパンジーの出産間隔は6〜8年と長くなります。

幼い子どもは自分で歩かず、母親のお腹にしがみついたり、背中に乗ったりして運んでもらいます。

  • 豊橋総合動植物公園 のんほいパーク
     
    住所:愛知県豊橋市大岩町大穴1-238
    開園時間:9:00-16:30
    休園日:月曜日
    入園料:【大人】600円【小中学生】100円【未就学児】無料
    Instagram:@non_hoi_park_animals
    公式ホームページへ

竹島水族館 カピバラ

 

竹島水族館では、10/12(日)にカピバラの赤ちゃんが5頭誕生しました。

すでに一般公開もされていて、自力で葉っぱを食べたり、水の中に入る姿も見ることができます。

カピバラは共同で子育てをする?

野生ではカピバラは、平均10〜20頭の群れ(プライド)を作り、集団で行動します。

そのため、子育ても群れのメスたちが協力して行っています。

赤ちゃんカピバラは、自分の母親だけでなく、群れの中のどのメスからも乳をもらうことができます。

これは、血縁関係のない子どもにも授乳し、一緒に育てる共同保育の形をとっていることを意味しています。

また、子どものカピバラは、母親や他の大人の背中に乗りたがる習性がありますが、これは落ち着くための行動と考えられています。

  • 竹島水族館
     
    住所:愛知県蒲郡市竹島町1-6
    開館時間:9:00-17:00
    休館日:年中無休
    入館料:【大人(高校生以上)】1,200円【小人(4歳~中学生まで)】500円【3歳以下】無料
    Instagram:@takeshimaaquarium
    公式ホームページへ

名古屋港水族館 ペンギン

 

名古屋港水族館では、例年10月下旬からジェンツーペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギンの産卵が始まり、12月から2月にかけてヒナの姿を見ることができます。

ペンギンはオスとメスが交代で子育てをする?

多くのペンギンは、オスとメスが交代で卵を温め、ヒナに餌を与えます。

また、天敵から身を守るため、そして寒さを凌ぐために、何百、何千という仲間が集まる巨大な集団繁殖地を作って子育てを行います。

何千ものヒナがいますが、親鳥は独特の鳴き声で我が子を見分け、自分のヒナにだけ餌を与えています。

まとめ

いかがでしたか?

子育ての方法は、動物の種類によって様々です。

赤ちゃん動物を見に動物園や水族館に訪れた際には、ぜひ、子育てをしているお母さんやお父さんの姿にも注目をしてみてください。